センバツに地域格差が存在するのか調べてみた

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地区別出場校数とセンバツへ出場できる率

全国9地区のチーム数(※1)とセンバツへの出場校数(※2)、そして全チーム数の中からセンバツに出場できる率を一覧にしました。(なお、各地区の府県の数は考慮していません。)

(※1)2016年夏の大会のチーム数です。秋季大会のチーム数とは若干の差異があります。

(※2)「神宮枠」は考慮していません。また、関東・東京は今回の出場校数に合わせそれぞれ4校・2校で計算しています。

地区 チーム数 出場校数
北海道 212 1 0.47%
東北 380 2 0.53%
関東 781 4 0.51%
東京 265 2 0.75%
北信越 297 2 0.67%
東海 433 2 0.46%
近畿 550 6 1.09%
中国・四国 434 5 1.15%
九州 524 4 0.76%
平均 3876 28 0.72%

率が最も高い(つまり数値上最もセンバツに出場しやすい)のが中国・四国地区で、9県・434校中5校がセンバツへ出場できます。率にして全出場校数の1.15%。

逆に最も低いのが東海地区で、4県・433校と中国・四国とほぼ同じ校数ながら出場できるのはわずかに2校。率にして0.46%です。

ちなみに全国平均は0.72%。東京、近畿、中国・四国、九州が平均を上回り、北海道、東北、関東、北信越、東海が平均を下回っています。

優遇されていると言われることの多い東京は、今大会には2校出場しますので0.75%となっていますが、仮に出場が1校となった場合は0.38%となり、数値上は9地区の中で最も激戦区となります。

550校中6校がセンバツに出場できる近畿地区は、通常(6校出場)の場合でも1.09%と高めです。今回は7校出場ですので1.27%となり、全国9地区で最も高い数値となります。ただ、有力校も多く数値ほど出やすいイメージがない(むしろイメージ的には最も激戦区)のがこの近畿地区と言えるでしょう。

そして気になるのが東海地区からの選出校数の少なさ。愛知県、静岡県を中心に有力校も多く、2000年代前半までのように3校選出となっても良さそうです。(その場合でも率は0.69%と決して高くはないのですが)ほぼ同じ率の北海道と比較すると、東海地区の選出校数の少なさが際立ちます。

関東地区も出場校数の割に(そして有力校の数の割に)センバツへ選出される校数が少ないといえるでしょう。7県から4校(または5校)は、なかなか狭き門です。6府県から6校の近畿地区と比較するとその難しさがよりはっきりします。

ちなみに、センバツに出場する28校(神宮枠、21世紀枠を除く)を地区(出場校数)ごとに均等に割り当てると以下の通りとなります。

地区
北海道 2
東北 3
関東 6
東京 2
北信越 2
東海 3
近畿 4
中国・四国 3
九州 4

確かに今よりバランスは良くなりますが、「センバツ」らしさが失われる気がするのは私だけでしょうか。