【高校野球】国体の登録メンバーは夏の甲子園(選手権)と一緒?違う?

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国民体育大会(国体)・硬式野球の部は10月2日から4日間、岩手県営野球場花巻球場で行われますが、その登録メンバーについてこのような疑問をお持ちではありませんか?

「国体の登録メンバーは夏の甲子園(選手権)と同じなんだろうか?」

ここでは、国体の登録メンバーについてご説明したいと思います。

国体の登録メンバーについて

国体でのベンチ入り人数は16人ですので、おのずから選手権とは異なるメンバーとなります。秋季大会の日程との兼ね合い、また「3年生の引退試合」的な位置づけとし、選手権と大きく異なるメンバーで臨む学校もあれば、選手権同様のメンバーで出場する学校もあります。また、国体の日程が秋季大会の日程と重なり、2チーム編成したというケースも過去にあります。

1.2015年・東海大相模の場合

2015年夏の選手権で優勝した東海大相模は、その秋に行われた国体には全て3年生で臨みました。

そんな中、9月28日に行われた秋田商業戦でこのような出来事が起こりました。

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投手経験がなく、夏の選手権でもベンチ外(ボールボーイ)だった大木翔太郎“投手”が初登板。秋田商打線を無失点に抑えました。

選手権終了後には下記のようなツイートをしていた大木選手ですが、この1ヶ月後に「国体にピッチャーとして出場する」とは夢にも思わなかったでしょう。

2.2013年延岡学園の場合

2013年の夏の甲子園(選手権)で準優勝した延岡学園も、選手権のメンバーと国体のメンバーが異なっていました。

その年の宮崎大会の開幕1週間前、経験豊富なエース・上米良(かんめら)有汰投手が左ひじを疲労骨折。エース不在という緊急事態を残りの投手で乗り切り、宮崎大会を制し、そして甲子園でも準優勝を果たしました。

その上米良投手、国体前にはピッチングを再開し、なんと背番号16を着けてベンチ入りしたのです。

実際に登板することはできずに代走での出場となりましたが、事情を知る場内のファンからは大きな拍手が送られました。

2013年9月29日 第68回国民体育大会(延岡学園vs日大山形) スポーツ祭東京2013 八王子市民球場 今大会背番号「10」を背負う横瀬貴広(延岡学園)が先発として登場 今大会エースナンバー「1」を背負う奈須怜斗(延岡学園)が二番手で登場

3.2013年・常総学院の場合

2013年9月29日、常総学院は新チームの初戦と国体での試合が重なってしまいました。
(日程が重なっていたことはあらかじめ分かっていたため、それを見越してのチーム編成であると考えます)

国体メンバー(旧チーム)と新チームの2チームを編成した常総学院、新チームは勝利しましたが国体では大阪桐蔭に惜しくも敗れてしまいました。

あらかじめ国体メンバーは甲子園にも出場した飯田晴海、内田靖人とバッテリーを組む

まとめ

国体の登録メンバーの選出については、ある意味甲子園大会以上に監督の考え方が色濃く出るものと考えます。

個人的には、甲子園のグラウンドに立てなかった3年生たちの晴れ舞台という位置づけであるとうれしいですね。