第98回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)6日目第1試合
聖光学院(福島)-クラーク記念国際(北北海道)の見どころをまとめたいと思います。
聖光学院(福島)-クラーク記念国際(北北海道)の見どころ
①投手力の比較
聖光学院のエース・鈴木拓人は福島大会で5試合に登板。32回3分の1を投げて失点8とまずまずのピッチングを見せました。準々決勝の小高工戦で2失点完投した三浦皓佑(3年)が控えます。
クラーク記念国際は野手から転向した平沢津虎揮(3年)を中心とした投手陣です。北北海道大会の決勝戦で滝川西を完封するなど調子も上々。要所で三振の取れる投手です。
②攻撃力の比較
聖光学院のチーム打率は.333。出場49校中26位です。主将を務める1番・松本康希(3年)が.409、5番を打つ瀬川航騎(2年)が.500、6番の小泉徹平(2年)が.400と特に当たっています。
クラーク記念国際のチーム打率は出場49校中20位の.354。4番の安田世幸(3年)が.556、6番の金原瑶(2年)が.524と好調です。盗塁数は6試合で4個と機動力はやや欠けています。
③その他
聖光学院は10年連続の選手権出場となりますが、その間初戦を落としたのは2009年の1回のみ(相手はPL学園)となっています。最高はベスト8。今年はそれ以上を狙いたいところです。
クラーク記念国際は創部3年目で初出場ですが、率いるのは百戦錬磨の佐々木啓司監督。決して侮れません。「ヒグマ打線」の再来なるでしょうか。
勝敗予想
前述のとおり、ここ10年で9回は初戦で勝利している聖光学院がここも勝利すると見ます。ただし、楽な戦いにはならないでしょう。クラークが先制すると面白い展開になるかもしれません。